悩める会社員に刺さる話
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仕事

転職について考える(必ず”次”を見つけてから)

転職市場について

『バブル景気』という言葉を耳にしますが、私が中学生~高校生の頃、西暦で言えば1986年頃~91年に掛け、確かに世の中は浮かれまくっていました。

NTT株がすごい上がっているとか土地の値段がものすごいことになっているなど、ニュースなどで報道されていた記憶がありますし、繁華街においてはタクシーを捕まえることが難しく、1万円札を手でヒラヒラと靡(なび)かせながら止まらせようとしていた映像を見たことがあります。

お金にモノを言わせ、有名な絵画やアメリカの象徴であるニューヨークのロックフェラーセンターを買収したりと、良いか悪いかは別にして勢いがあった日本。

実態の伴わない『バブル』が崩壊し、日本は長い長い低迷期に入っていきます。失われた30年と言われていますが、その間にもITバブルの崩壊やリーマンショックの影響もあり、日本経済は伸び悩んでいました。

しかしここ数年、企業業績は回復傾向にあるそうです。日常生活においては、あまり実感することは無いんですけど・・・・・

そしてこの業績の回復によって体力を盛り返してきた企業にとっては、将来の少子高齢化を要因とする労働力人口の減少を見越し、若い労働力の確保が喫緊の課題になっているそうです。

また、団塊の世代やジュニア世代の労働市場からの退場が進んでおり、ミドル世代や管理職などの即戦力ポジションにも、深刻な人材不足が及んでいるそうです。

事実、数年前までは35歳がラインといわれていた転職市場にも異変が起こっており、40〜50代の転職も珍しいものではなくなっています。

転職の経験

とは言え、転職を希望する全ての方が、希望通りの職場を見つけられるわけではありませんし、今までの経験を活かせる業種が転職市場に出ているという保証もありません。

これは私の経験で、自分の恥部でもあるのですが・・・・

大学を卒業し、金融機関で4年間過ごした私ですが、入社当初から違和感を感じていました。

 

 わたし
 わたし
本当にこれが自分がやりたかった仕事なんだろうか?

 

金融機関というのは、お客様にお金を預金してもらい、その預かったお金を融資や株式投資などの運用で増やしていくのが主な業態です。少なくとも私はそう認識していました。

しかし、実際の業務はというと、お客様の求めている商品以外のモノをおススメしなくてはいけないということが多々ありました。

ノルマもあるので、取れなければ自分が加入したり、親兄弟に入ってもらったり、それでも足りなければ融資先に行ってゴリ押ししたり。

違和感しかありませんでした。

そんな思いを持ち続けながら、あることをきっかけに転職を決意。それからの行動は早く、サクッと次の転職先を見つけることが出来ました。

ハローワークでの一言

今から考えてみれば、働くということに関して舐めていたとしか言えませんが、当時は自分に対して【自信】みたいなものがありました。冷静に考えれば、【過信】なんですけど・・・

そして、その次の職場を私は2日で、退職しました。

理由は様々ありますが、一つあげるとしたら、その会社の職場環境と前職の金融機関との差に愕然としたということです。

と言えば聞こえは良いですが、要は逃げたんです。

次の就職先も見つけず、辞めてしまいました。

自信のあった私は、次の職場も簡単に見つかるぜ、くらいに考えていました。今ほど転職市場は活性化しておらず、リクナビやマイナビという転職サイトも無い時代です。それでも、根拠のない自信がありました。

転職先を見つけるとしたら、本屋で売っている転職雑誌かハローワークしか思いつきません。

まずは管轄のハローワークに行き、番号札を取って待っていました。そして自分の番号が呼ばれ席に着くと、そこには私とさほど変わらない年齢の女性が座っていました。

一通り自分の経歴や、希望職種を伝えるとその女性はこう言いました。

 

 担当女性
 担当女性
金融機関の経験者って、つぶしが効かないんですよね~

 

笑顔で、サラッと、毒を吐かれました。

その時はイラっときましたし、「お前よりは仕事できるわ」って思っていましたが、実際無職です。

しかも前職で得たものを言えといわれれば、「札勘(”さつかん”と読み、お札を素早くか数えること)」くらいしかありませんでした。

心の余裕

結局、1ヶ月ほどで次の職場は見つかりましたが、決して満足のいく転職先ではありませんでした。無職の状態から早く脱したく、かなり妥協した結果、です。

『心の余裕』というのは何をするにしても大切だと思います。転職においてもそう。働きながら転職先を探すのであれば、妥協する必要はありませんもんね。今の職場と転職先を天秤に掛け、どちらが自身にとって良いのかを選択すればいいのですから。

私の場合、最終的には希望とする企業規模の会社に転職ができ、そこで10数年働き起業できるほどの蓄えもできたので、結果としては満足のいく転職が出来ましたが、

 

 わたし
 わたし
かなり遠回りをしたんやな~

 

振り返ってみると、そう実感します。

転職はよく考え、チャンスと思えば動く

転職を考えているのであれば、働きながら転職先を探すのはmustです。辞めてから探すというのは絶対に避けましょう。

働きながら転職先を探すのは確かに大変です。仕事で疲れているのに履歴書を書いたり、志望動機を考えたり、業務が終わった後に面接に行ったりとハードルは高いです。まずは辞めてからじっくりと探そうという思いも分かります。

でも、絶対にそれは避けましょう。私の経験から言わせてもらうと、『心の余裕』は冷静さを保ってくれます。

今すぐにでも辞めたいと考えているのであれば、休職という制度を利用して一時的に会社を休み、現職に籍を置きながら求職することだって可能でしょう。その際には医師からの診断書が必要になりますが、メンタルクリニックに行けば直ぐに書いてくれます。

良いか悪いかは別にして、そのような方法もあるということを頭の片隅に置いておくだけで少し、気が楽になりませんか?

辞めることはいつでも出来ます。

守るべき家族がいれば転職に踏ん切りがつかない気持ちも分かりますが、人生は一度きりですもんね。今がチャンス!と考えるのであれば、思い切って転職活動に踏み切るのも一つだと思います。

安易な転職は避けるべきですが、動かなくては何も始まりません。そして、『やらない後悔』よりは、『やった後悔』の方がご自身でも納得いくのでは?と思います。正解の多くは、後になって分かるものです。

私の経験が参考になれば幸いです。

それではっ。

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25年の会社員生活を送り、独立した筆者が送る、会社員の道しるべ。

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